ブリティッシュ・ベイクオフの番外編です。
実際のウエディングケーキは5段もある大きなもので
こちらに写真が、売りに出されたケーキは
こちらをご覧下さい。
ファイナルに残った三人がそれぞれ「伝統的なウエディングケーキ」とオリジナルレシピで作った「現代のウエディングケーキ」を作るというものです。
いつもの司会者は現れず、審査員のお二人と決勝に残ったベイカー三人で行います。
写真の左からルース、エド、ミランダ、メアリー、ポールとなります。
ちなみにメアリーさんは自分でウエディングケーキを作ったそうですが、ポールさんはキプロスにいた時で忙しくて作れなかったと言っています。
(実は彼、離婚してしまい、現在は若い恋人がいるようです)
女性2人と男性1人ですが、男性のエド君は24才。まだ若くて結婚していないので、女性好みのケーキが作れるのでしょうかね。
最初は11時間かけて「伝統的なウエディングケーキ」を作ります。
伝統的なウエディングケーキはフルーツケーキを三段重ねて、マジパンとアイシングを使ったものです。
ここで番組で紹介された伝統的なウエディングケーキの歴史などを書いておきます。
伝統的なウエディングケーキは小麦粉と卵、ドライフルーツと香辛料、ブランデー、ナッツ、糖蜜が使われています。
三段になっており、下段は当日のゲストと食べ、中段は最初の結婚記念日に食べ、上段は子どもの洗礼の時に食べたそうです。
子どもがいつ生まれるかわかりませんから、日持ちするようにフルーツケーキを使うのですね。
この伝統は500年前から始まりました。
中世には結婚式で新郎新婦がパンとワインを運んできました。
チューダー朝では、オランダの画家の絵にコーニッシュ・パイのようなケーキを運んでくる様子が描かれています。この頃のケーキは酵母で膨らませていました。
酵母の中に卵4個を入れ、小麦粉と混ぜ、膨らむのを待ち、膨らんでから生地を2つに分け、バターを折り込み、生地を小さく切り刻み、砂糖と干ぶどうを入れて焼きます。
砂糖は11世紀に中東から南欧を経てイギリスに渡り、チューダー朝ではまだ贅沢品でした。貴重なジャコウの香料やバラ香水も好んで使用されていたそうです。
この他にマーチパーン(イタリア語で「マルコのパン」)という甘いものが祝宴のテーブルに並んでいました。アーモンドペーストと砂糖、バラ香水を型に入れて作ったもので、今のマジパンのようなものです。これは17世紀初頭までに進化し、アイシングが施されて、飾りとして使われ始めたそうです。
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