彼女のファンではないのですが、結構彼女の出演している映画を観ています。
この映画の頃は82歳ですか。お元気ですね。
(ネタバレあり)
1887年ヴィクトリア女王は在位50周年を迎えていました。
この時に英領インドから女王に献上する記念硬貨「モハール」を捧げ持つ役目にアブドゥル・カリムとモハメドが選ばれ、イギリスへ向かいます。
祝典の時、女王がアブドゥルのことをハンサムと言ったため、晩餐会でゼリーを持っていくことになります。
(女王が食べ終わると、食べかけでも食事が終わりになるようです。ヴィクトリア女王はものすごく早食いで、大変です、笑)
女王とは目も合わせるなと言われていたにもかかわらず、アブドゥルは跪いて女王の足にキスをします。
女王は彼のことが気に入り、祝典期間中、アブドゥルとモハメドを従僕としますが、その後も女王はアブドゥルを身近に置きます。
アブドゥルが話すインドの文化に女王は魅了されていきます。女王はウルドゥー語まで学ぼうとします。
ある日、女王はアブドゥルを湖の別荘に連れて行き、淋しい心のうちを明かします。
30年間、ずっと夫のことを思っている。愛した人たちはみんな死んでしまい、私は一人。重すぎる立場で、世界中の人々から憎まれている。
9人いる子どもは皆、傲慢で嫉妬深くていがみ合っている。皇太子はロクでなし。
私は太って歩けない愚かな老人。生きている意味があるのか。etc.
アブドゥルは女王にこう言います。「奉仕です。人は己のためではなく、大義のために生きるのです。コーランにも”人の幸せのために生きよ”と書いてあります」
こうしてアブドゥルは女王の「ムンシ(師)」となります。
やがてアブドゥルの妻がインドにいることがわかります。
女王は隠していたことを怒り、イギリスに妻とその母親を呼び寄せさせ、オズボーン・ハウスの別邸に住まわせます。
その上、女王はインド風の王の間を作らせ、アブドゥルにインド風の寸劇を作らせ、披露させます。
もちろん女王の回りの人々は二人の関係をおもしろく思いませんでした。ソールズベリー首相は女王が乱心したのかと思い、アブドゥルの排除を決心します。
ある時、アブドゥルはインドの大反乱のことをイスラム教徒寄りに教えたため、そのことに気づいた女王が激高し、イギリスから追い出そうとしますが、思い直します。その代わりにアブドゥルの所へ行き、不満をぶちまけ、彼のことに失望したが、残るように言います。
バーティ王太子たちがアブドゥルがいなくなると喜んだのもつかの間でした。
彼らはアブドゥルを排除するために徹底的に彼の家のことを調べることにします。モハメドには年金付きで故郷に帰すから、アブドゥルが裏で何をしているのかを教えるように言いますが、モハメドは断ります。
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