「国宝燕子花図屏風」@根津美術館
2010-05-14



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新しくなった根津美術館へ行ってきました。
一度、建替えていない時に行っているはずですが、その時何を見たのか全く覚えていません。人がいなくて、のんびりできたような・・・。
ところが今回行ってみると、人が大勢います。「国宝燕子花図屏風」が23日で終わるからでしょうか?

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入り口に竹が植えてあり、入り口を入ってすぐ左には石の船のようなものが置いてあります。

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右には通路があります。

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この通路に人が並んでいます。
琳派コレクション一挙公開ということなので、期待していったのですが、意外と数が少なくて、ちょっとガッカリしました。
やはりメインは「国宝燕子花図屏風」です。
右側がこれです。

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左側がこれです。

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並べて見ると、当たり前ですが、写真で見るのと違います。左の絵はあまり見たことがなかったのですが、左右に並べて見ると絵に独特なリズムがありますのがわかります。特に左がわの絵のように左上から右下に花を配置するのが斬新だと思いました。

尾形光琳の家は呉服屋だったそうです。着物を見て育ったため、美意識が発達したのですね。
父親宗謙の書いた新古今和歌集抄と弟乾山の焼いた角皿が展示されていました。お父さんの達筆なこと。弟も芸術家だということから、美意識に優れた家系だということがわかりますね。
着物の絵付けで型を使いますが、この「燕子花図屏風」も、図が同じところがあるので、型を使って描かれたのではないかと言われています。
他の屏風では「誰が袖図屏風」が不思議なものでした。
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普通は女の人がいて、その横に着物がかかっているんではないでしょうか。ところが誰もいないのに、着物だけあるなんて、一体誰がこんな絵の描いてある屏風を欲しがるのでしょうか?(呉服店なら欲しがるかしら?)
着物を掛けておくもののことを何ていったのか、一緒に行った友達と考え込んでしまいました。幼い時に家にあったのは覚えています。今の若い子は見たこともないでしょう。
調べてみると、[ ?? ]

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