2021-08-14
亡くなった祖父の営んでいた酒蔵・水毬屋を再建するために、出戻りのこまりは江戸に出て来て居酒屋で働いていました。
しばらくして店主の栄蔵から店を継ぎ、小毬屋と名づけて酒と美味しい料理で客をもてなしますが、やってくるのはとんでもない客ばかりで…。
シリーズ化されるようです。
これから元夫とのことや水毬屋再建に奮闘するこまりが見られるでしょう。
「薫と芽依の事件帖」やこの本は女性向きの時代小説なんでしょうか。こういう本って時代小説好きの男性は読まないような。
ちょっと私の好みと違いました。
柊坂明日子 『おばさん探偵ミス・メープル』
あの、これは「ミス・マープル」ではなくて「ミス・メープル」ですので、お間違えなく。私だけかしら、「ミス・マープル」だと思ったのは(恥)。
東京都世田谷区のお屋敷(子ども達にはお化け屋敷と言われている)に住むミス・メープルこと森野楓子は小説家。それもSFバイオレンス・アクション・エログロ・超ハードボイルド作家なのです。もちろんペンネームがあり、大河ショー和という男性名で、覆面作家として『新宿魔法陣幼獣伝』シリーズを書いています。このシリーズ、出版不況を吹き飛ばす大ヒットだそうです。すごいですねぇ。どんなお話でしょうね。
パーティに出席する時は出版社の彼女の担当編集者、27歳の吉井君が変装して大河になります。
吉井君は好青年で、楓子さんのお屋敷に来るときはいつも大量の美味しいお土産を持参します。
実は楓子さんは元々絵本作家としてデビューしていたので、いつかまた絵本を書きたいという夢がありました。
こんな彼女が次々と起こる事件に挑みます。
あの〜、本場のミス・マープルとは雲泥の差がありますので、同じようなものを期待して読まないで下さい。私はKindleのお勧めにしつこいぐらい出てくるので、ついつい買ってしまい、後悔しました。
コージー・ミステリーとも全く違いますので、あしからず。
井上ねこ 『花井おばあさんが解決!ワケあり荘の事件簿』
第17回『このミステリーすごい!』大賞・優秀賞受賞作品だというので読んでみました。ごめん、私、『このミステリーがすごい!』大賞とは合わないみたい。
何冊か読んだのですが、中山七里とか柚木裕子、海堂尊のお三方以外にいいと思った作家さんはいません。
ホームズ役の花井おばあさんの設定はいいと思いますが、もっと魅力的に描けなかったかしら。
主人公らしきワトソン役の独居老人専門アパート「若鮎荘」管理人、27歳の若泉歩美が全くダメでした。この人なんなの。お嬢様らしくもないし、仕事もしていないみたいだし、暇なので入居している老人たちを見張り、余計なお世話をしているだけに見えます。
文章が硬い感じで、もっとどうにか出来なかったのかしら?
書き方によってはもっと良くなったのにと残念に思いました。
ここからは漫画です。
西田ヒガシ 『やさしいあなた…』
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