『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』を見る
2018-03-03



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久しぶりの映画鑑賞です。
本当はもっと見に行きたいのですが、電車内や映画館の空気が悪いのか、咳がでてくるので行くのがおっくうになってしまいました。

ロンドンでストリートミュージシャンを目指しているジェームズは薬物依存症で、親に見捨てられ、住む家もなく、路上生活をしていました。
更生プログラムを受けていましたが、ついつい友人からもらったヘロインを使ってしまい病院へ運び込まれてしまいます。
病院にやってきたソーシャルワーカーのヴァルからはこれが最後だと宣言されましたが、彼女のおかげで住まいを援助してもらえることになります。
そこに茶トラの猫が迷い込みます。
飼い主を探しますが、誰も名乗り出ず、ジェームズが演奏をしにバスに乗っていこうとすると、ついてきます。

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ボブ(猫)はこんな風にジェームズの肩の上にのるのが好き。
演奏している時もずっとそばにいます。

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なんと猫のボブは本人がでているそうです。
この映画は実話なんです。

ジャンキーのジェームズを遠巻きにしていた人たちもボブがいると演奏を聞きにやってきます。
ボブのおかげで投げ銭もいっぱいもらい、暮らしにも少し余裕ができました。
しかし、嫌がらせをする人たちも現れます。
犬の飼い主といざこざがあり、ジェームズは路上演奏を禁止されてしまいます。
仕方ないので、「The Big Issue」を売り始めると、ボブかわいさで雑誌を買ってくれたり、チップをくれる人が沢山いましたが、今度は同業者からクレームがつき、一カ月間、雑誌を売れなくなりました。
お金を稼ぐすべがなくなったジェームズとボブは、どん底の生活をしながらもがんばります。
そして、ボブという心の支え、護るべきものを手に入れたジェームズは、薬を断つ決心をします。

いつしかボブとジェームズのことが評判になり、出版社から本を出さないかという申し出がきます。

ボブを買い取ろうという親子がでてきて、その言い分にびっくりしました。
何でもお金で買えると思っているんですね。
上流(中流?)階級のエゴか。

とにかくボブがすごい。
自然な演技です。

ボブとのことを書いた本がベストセラーになり、印税が入ったジェームズは家を購入し、後のお金は動物の保護やホームレス救済団体に寄付をしたそうです。

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