ドイツ映画。実話をもとにした映画。
10歳のジェイソンは自閉症。
音が苦手で、人と接触することが嫌、こだわりが強く、彼独自のルールやルーティンがあり、それが周りと齟齬をきたす。ルールに縛られてしまい、守れないとパニックを起こして手がつけられなくなる。
知能が高く、非理論的、非科学的なことは許せない。
学校では、例えば宗教の授業なんか、彼にとっては荒唐無稽なもので、いつも宗教の教師を怒らせてしまう。(教師の口癖もかぞえているんだからww)
同級生たちはジェイソンのことが理解できず、おもしろがってよく彼をからかう。
ある日、宗教の教師を激怒させたのみならず、同級生の子に暴力をふるってしまい、ジェイソンのパパとママが学校に呼び出されてしまう。
学校の方はずっとジェイソンに手を焼いていたようで、特殊学級への編入を勧められる。
ママはそういう学校に反発するが、パパは特殊学校もいいんじゃないかと思っている。
結局、学校からもう一回チャンスを貰えることになる。
翻訳の仕事を辞めて子育てに専念しているママのファティメはジェイソンの世話に疲弊し、もうこれ以上やっていけないというところまで来ていた。
パパのミルコはレストランチェーン(かな?)のスーパーバイザーとして各店舗を周っており、出張の多い仕事にかこつけて、あまりジェイソンと関わっていなかった。
話し合いのすえ、今度はミルコがジェイソンと向き合うことになる。
その頃、ジェイソンは推しのサッカーチームはどこかと同級生に聞かれ、答えられなかったことから、56ある全てのチームを見てから、推しのチームを決めたいと言い出す。
そこでミルコは上司に掛け合い、出張の少ない仕事にしてもらい、ジェイソンと宗教の教師を困らせないことなどを約束し、週末にスタジアム巡りを始める。
映画によりますと100人に1人が自閉症だといいます。
確実に増えているような気がします。
ひょっとして自分もそういう傾向があるのではと思ったりします。
自閉症の子を持つ親は大変です。
バス停でおばあさんにファティメが子どもを甘やかしていると批判された時に、ファティメは言い返します。
一方、ミルコは、電車の中で出されたパスタにソースが三箇所ついていて、ジェイソンが自分のルールに従うと、どうにもできなくてパニクった時に、ジェイソンをどうしたらいいのかわからず、何も出来ず困っていました。(パスタとソースは別々で、サステナブルじゃなければダメなのよ)
母は強しですかね。
ファティメは穏やかに息子のことを話して理解してもらえるようにしてもよかったのにとも思ったのですが、何回も同じように非難されているので、堪忍袋の緒が切れたのでしょうね。
おばあさんの世代には「自閉症」という概念がなかったので、なかなか理解してもらうことは難しいでしょうね。
後にミルコは、障害者用エレベーターに乗り、上がったり下がったりを繰り返すジェイソンを見て、やっとジェイソンのことを理解できたと言っています。
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