2024-02-05
娘とは仲がよく、彼女は賢く、大人で、学校も友達関係もうまくやっていると見ているが、息子のロルフは怠け者で内向的、勉強嫌いだと思っている。
十七歳になるイングリッドが近いうちに独立して暮らすと言い出し、「どうしてパパも同じようにしないの」と言われショックを受ける。
暇な時には帆船のモデルを作ったり、読書をする。
フロリダという煙草を吸い、自動車が大嫌い。
ステン・レンナート・コルベリ
ストックホルム警察殺人課警部。
マルティン・ベックの親友。
傲慢な態度に腹の突き出た肥満体をしている。
開けっぴろげで、口が悪いので、人から無神経だと誤解される。
結婚して二年目のグンという妻と六ヶ月になる娘がいる。
彼の望みはいつも妻のそばにいること。
嫌いな奴をいたぶるのが好きで、特にラーソンを嫌っている。
車の運転が乱暴。
フレドリック・メランダー
ストックホルム警察殺人課警部。
警察官だった父から受け継いだヴァルムドウー島にあるサマーハウスは彼の宝物。
結婚二十二年目になる四十三歳の妻サーガと二人暮らしで、子どもは持たないと決めている。妻はケチで、屈強な体格で身長は百八十センチ以上あり、扁平足で、大きな胸はだらりと垂れ下がっている。
メランダーはサーガを美しいと思っている。
彼は四十八歳のスウェーデン一の辣腕警察官だが、無愛想で退屈そうな男に見える。
理論的で、素晴らしい記憶力とどんなときにも慌てない沈着さを持ち、感情的に物事をとらえず、対象となる仕事に対し冷静な距離を保つことができる。
その一方、ユーモアが発揮されるのは稀で、財布の紐が固く、面白みのない男で、素晴らしいアイディアを言うことも、突然のひらめきもない。
何故か必要なときにいつもトイレにいると言われている。
グンヴァルド・ラーソン
ストックホルム警察殺人課警部。
金持ちの上流階級出身で、有名学校へ行ったお坊ちゃまだったが、そのうち一族の問題児と見なされるようになり、父親に海軍に送り込まれる。
海軍も肌に合わず、数年後商船に乗るが、一生を海で過ごすのは気が進まず、一風変わった彼のバックグラウンドが役に立つような仕事を探し、警察官になる。
圧倒的な体躯は人に恐怖を与え、冷たい目で人をにらみつけ、それを得意がっている。
今回の主役とも言えるが、大半の同僚たちから嫌われている。もちろんマルティン・ベックやコルベリも嫌っている。
厳格をモットーとしていて、弱音を吐く人間には我慢がならない。
大抵のことは自分だけの考えで行動し、その方法は型破り。
エイナール・ルンと仲良しで、いっしょに夏休みを過ごしたり、家を行き来している。
紹介したのは主要メンバーと今回活躍した人だけということで、許して下さい。
(活躍というと、マルメ警察の捜し物の名人モーンソンもおちょこちょいのスカッケもいますけどwww)
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