花粉がそれほど飛んでいないらしいのですが、なるべく外に出ないようにしています。
それでも出ないわけにはいかないので、買物に行くために外に出ると、数分後に左目が痒くなります。
左目は手術をしているので、粘つく涙が出ます。そのせいか、花粉が着きやすいのかもしれません。
花粉症メガネ、なるべくしないどこうと思ったのですが、仕方ない、するか…。
私のよくある勘違い。
今野敏さんが書いた『署長シンドローム』の続きだと思っていました。
五十嵐いずみは元看護師。
思うところがあって、警察官になった。
警察学校を首席で卒業し、現場実習もそつなくこなしたというのに、配属されたのが、警視庁本部庁舎地下三階にある史料編纂室。
上層部の自分の評価はこんなもんかとガッカリするいずみだったが、前任者の西脇敬三はそんないずみの気持ちを知ってか知らずか、「コマンドー」、「一日署長」と言う謎の言葉を告げ去って行った。
いずみの仕事はポルタという名のパソコンに捜査資料の内容を打ち込むこと。
資料の山はいつの間にか増えていき、いくら入力しても減らない。
こんなとろこにまわされるなんて、退職勧告の一形態かとふてくされるいずみ。
ある日、ポルタの画面が真っ白く光り、明るさを増していき、光がいずみを包み込んだ。
気づくと、何故かいずみは過去にいて、警察署長となっている。
いずみが関わった事件は5件。
1985年、外岡恵理殺害事件と放火
1999年、北新宿第二公園での巡査部長の自殺事件
1968年、質屋夫婦殺害事件
1977年、小学生誘拐殺人事件
2022年、身元不明死体と五反田警察署長の殺人事件
いずみは署長でありながら現場に赴き、一日というタイムリミットがあるにもかかわらず、見事に事件を解決していくのだった。
過去にタイムスリップして未解決事件を解決していくという荒唐無稽なお話ですが、コミカルで読みやすくてよかったです。
五十代ぐらいのおじさんの体に憑依なんて、私も嫌ですが、若いいずみだったらもっと嫌でしょう、笑。
携帯電話がなく、公衆電話が10円なんて、懐かしいですねぇ。
煙草を吸う人は今は少なくなりましたが、昔は多かったですよね。
職場で平気で煙草を吸っていましたから。
1949年の渋谷駅前広場殺人事件に関わるような感じで終わったので、続きがありそうですね。
続きを書いて貰わないと、どんな事件か気になって眠れなくなる(ウソよ)ので、お願いします。
<今日のわんこ>
音が出るか出ないかによって、おもちゃに対する食いつき方が変わります。
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