2021-03-09
ちはるの両親は夕凪亭という料理屋をしていましたが、久馬という男に騙され、店を乗っ取られ、心労が重なり、亡くなったのです。
借金取りはちはるに金を返すように脅しをかけてきましたが、死んだ父から聞かされていた火付盗賊改の宮藤怜治が現れ、借金の肩代わりをしてくれます。そのかわりにちはるは先月できたばかりの旅籠・朝日屋の調理場で働くことになります。
旅籠だけど料理がうまく、泊まらなくても料理を食べられるというのがコンセプト。上手くいくのでしょうか?
ちはるが夕凪亭を再開するまでのシリーズ物かな?
中島久枝『かなたの雲 日本橋牡丹堂菓子ばなし七』
小萩はお菓子が好きで、自分で作ってみたいと鎌倉から江戸に出てきて、日本橋の二十一屋で働いて三年になります。
お客の注文に応じてお菓子を考案する<小萩庵>にもお客が来るようになってきました。
そんなある日、鎌倉のおじいちゃんが寝込んだという知らせが来たので、心配な小萩は見舞いに行くことにします。家に帰ると、おじいちゃんは元気そう。
さて、何で小萩は呼ばれたのでしょうか?
そんな頃、小萩の思い人の伊佐の様子が変です。仕事の合間にどこかに行っているようです。そっと伊佐の後を着いていってみると、病に倒れた母親が身を寄せる寺に行っているのでした。幼い伊佐を捨てた親なのに…と小萩は納得がいきません。伊佐は頑なに助けを拒みますが、店のみんなは彼のために奔走します。
なかなか小萩は人の心がわからず、自分の思いで動いてしまいますねぇ。
苦労知らずだからでしょうね。でもそれは彼女の良いところ。めげずに頑張れ!
伊佐に思いを告げましたが、どうなるのかしら?次回に期待しましょう。
どれもすぐに読める作品です。
クリスマスローズがなかなか咲かないと思っていたら、やっと咲きました。
年々数が少なくなるようです。
肥料とか必要なのかしら?庭は勝手にいじっちゃ駄目なので、どうしようか考え中です。
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