「ロンドン、人生はじめます」を観る
2020-10-24


ダイアン・キートンがどのように年を重ねたのかを見たかったので、この映画を観てみました。
(ネタバレあり)

禺画像]

ハムステッドの高級フラットに住むエミリーは、夫のチャールズを一年前に亡くしました。彼は借金を残し、その上、浮気もしていたようです。
家賃や光熱費、フラットの修繕費、税金などでお金がかかり、もはや今の暮らしを維持できなくなっています。
エミリーは仕事をしておらず、ボランティアでチャリティー・ショップで働いていました。

フラットの住人たちはお金持ちで、定期的に集まり優雅にお茶を飲みながら色々とおしゃべりをしています。
その中でもお局格のフィオナはエミリーに同情したのか男を押しつけ、彼がすべてうまくやってくれるからと言うのです。(嫌みな女ね)
息子からは仕事で海外へ行く、ママも変わらなければならない、嫌なことから逃げてはいけないとお説教されます。
家に帰り、売る物がないかと屋根裏部屋をさがしていると、双眼鏡がありました。それで外を見てみると、旧病院跡地に住み着いているドナルド・ホーナーが見えました。
しばらく見ていると、数人の男たちが彼の住居に押し入り、彼のことが心配になったエミリーは警察に通報します。

ドナルド・ホーナーは病院跡地に住んで17年間、頑固でかんしゃく持ちの男で、ひっそりと誰にも知られないように暮らしていました。
しかし、病院跡地に高級マンションを建てるという計画が持ち上がり、立ち退き勧告がきてしまいます。
フィオナの夫がこの建設の指揮をとっています。

夫のお墓に行った後に同じように妻のお墓に来ていたドナルドとエミリーは出会います。
自分が警察に通報したことを言っていたので、その後、また双眼鏡で彼のことを覗き見をしていると、ディナーのお誘いが書いてありました。
久しぶりのデート(?)にウキウキしたエミリーは帽子を買って、かぶっていきます。
ディナーのメインは何時釣れるかわからない池の魚です。
ドナルドのボロボロの掘っ立て小屋で食べるディナーは格別です。
その最中にエミリーは暇な時に何をしているのか聞かれます。
好きじゃない友達と一緒にいて、仕事をしていないのを恥ている、人生の目的を忘れてしまったのか、そもそも目的もないのかとドナルドに言われ、頭にきて飛び出すエミリー。

ドナルドと過ごすうちに、いつしかエミリーは安らぎを感じるようになっていきます。
そして数々のドナルドに対する嫌がらせを見て、エミリーは彼のために闘うことにします。
そんなある日、ドナルドの家がメチャメチャに壊されてしまいます。
とりあえずドナルドを自分のフラットの屋根裏部屋に泊めることにし、二人は一夜を過ごします。
次の日、家を修理して帰ってくると、誕生日のサプライズ・パーティが・・・。
戸惑うエミリーでしたが、ちょうどよい機会なのでドナルドとの関係をみんなに発表しようと思いましたが、言おうとした時、ドナルドがフラットに入ってきて、驚いたみんなは彼を追い出します。

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