成田名璃子 『東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて』
2017-04-29


いい天気なので、犬を連れてちょっと遠くまで歩いてきました。
弟は散歩を始めてすぐに座り込んだので、しばらく抱いていましたが、その後、元気に歩きました。

途中に鯉幟が。

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これはどこかの家の鯉幟でしょうか?
区が特別に飾ったのでしょうか?

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公園があったので入ろうと思い標示を見ると、犬は禁止でした。
前に住んでいた町はこんなことがなかったのに、よっぽどこの区の飼い主がひどかったのでしょうか?
犬にとってはあまり長く住めない町だなと思いました。

帰ってきてから腕を見ると、久しぶりに日光アレルギーの赤いボツボツが出ていました。
一応日焼け止めは塗ったのですが、塗るのが雑だったようです(泣)。
日傘の季節ですね。


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このシリーズの中で一番好きな内容です。
今回は4編。

「念のための酢豚」
奈央が一斗と結婚することになります。
一斗の母の好物が酢豚だと聞いて、始めて会う時に御馳走しようと思い、酢豚ばかり作ろうとして、奈央はみんなの不評をあびています。
そういう時に、恋愛なんか興味がないわと効率主義で働いていたOL・友菜がすみっこごはんに現れます。
彼女は苦手な上司のことで悩んでいました。

「マイ・ファースト鱚」
サッカー少年・純也の友で何でもできる優等生の毅がすみっこごはんにやってきました。
彼には好きな子がいて、それは・・・。高校生の切ない思いが青春ですね。
頑張れ毅。

「明日のためのおにぎり」
ちょっと強面の元ボクサー柿本の、すみっこごはんにまつわるある人との出会いが描かれています。
おにぎりを持って公園に行きたくなりますね。

「親子丼に愛を込めて」
四十代半ばに結婚をした繭子は、結婚ってこんなによかったんだと思う毎日でしたが、唯一、夫の連れ子が悩みの種でした。
愛想はいいのですが、距離をおかれ、嫌らわれていると感じるのですが、肝心の夫は気のしすぎだと言うばかり。
ところが、ある日、夕食に親子丼を出した時から二人の関係は変わっていきます。
どうしようもなくなった繭子は同僚から縁結びにいい場所があると聞き、すみっこごはんに行くことにします。

どの料理も家庭でできるものばかり。
鱚のてんぷらは無理かな。
簡単だからこそ、愛情をかけて作られると、より美味しくなりますよね。たぶん。

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