2012年にドラマ化されていたようです。
過去に東京都立高校の入試の採点で間違いが多数あったという報道があったので、それを参考にして書いたのかと思いました。
間違いはあって欲しくはないけれど、人間がやることですし、大きな声ではいえませんが、先生たちがみんな採点を間違えずにやれるとは思えません。
中にはとんでもない教師がいそうですもの、笑。
そうは思っても、この本には実際の入試とは違うんじゃないと思うところがいくつかありました。
(以下ネタバレ少々あり)
名門橘第一高校の入試前日。
「入試をぶっつぶす」と書かれた張り紙が黒板に貼ってあります。
入試当日、入試の様子がネットの掲示板に。
ある試験会場で、試験中に携帯が鳴り、その後、答案が一枚足りないことがわかります。
混乱する教師たち…。
私が知っているのが北海道と東京都の一部の高校だけです。
北海道で私が住んでいたのは地方の小さな町なので、どの高校に行ったから優秀だとかいうのはあまりないのですが、古い歴史のある地方ではこの本のようなことがあるのでしょうか?
入試をやっている校舎内に在校生徒がいたり、同窓会会長が入ってきたりなんて、そんなのありえません。
入試中に部外者を入れることはないですよ。
それに高校入試に親がついてきて、校内で待機するなんて、本当にあるんですか?
小学校や中学校の入試ならありそうですけど。
採点が5〜6人でしかやらないのですか。
もっと人数が多く、何回もチェックしないんですか?
それに答案用紙が閉じられていなくて、床に散らばるなどということはないでしょう。
番号を書き忘れていたのに、それを見落としていたとかありえないでしょう。
普通、番号順に並んでいるかどうか、教師が試験場でチェックしない?
それで0点にする。
それこそ訴えられたら負けそうです。
試験場で携帯がなったら失格?
預けない子がいけないのですが、厳しすぎませんか。
高校入試や大学入試に失敗して挫折をする人がいるのはわかります。
人間性って学力だけで決められるわけではないのですが、でも、そう思う人がたくさんいるということも事実です。
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