石塚真一 『岳ーみんなの山 1〜18』
2014-02-11



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ipadで読み進んでいた『岳』。
やっと読み終わりました。

島崎三歩は海外の山々を登り尽くし、アメリカのワイオミング州でレスキューチームの一員となり、リーダーにまでなったという男です。
バナナとコーヒーをこよなく愛し、北アルプスの山の中でテント暮らし。
民間の救助ボランティア団体の山岳遭難防止対策協会でボランティアの救助隊員をしています。

物語の前半では北アルプスで起こった遭難にまつわる人間模様を、終盤では三歩のヒマラヤ山脈のローツェ南壁単独登頂が描かれています。

大学時代に山ガール(なんて言ってなかったよ)の先駆けだった私といたしましては、涙なくして読めませんでした。
と言っても、後半の自分の命を賭けてまで人命救助をするという彼の気持ちは理解できませんが。
雪山とかロッククライミングなどのハードな山行はしませんでした。
それでも一回だけ道を間違えて遭難しかかりました。
山仲間は春山で残雪に足をとられて転んで滑り落ち、肋骨が折れました。
どんなに天候がよくても、遭難する危険があるのが山なんです。
山登りがファッショナブルになって、誰でも登れるようになったことはいいことですが、その反面、登る山のルートを調べていなかったり、十分な装備を準備しないで登る人もいるのが現実です。
安全な山登りを心がけて欲しいですね。


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おやつが欲しくて上を向いている我が家の犬です。
ペットホテルに泊まったら臭くなったので、今週末にトリミングに行こうかと考えています。

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