谷保天満宮おかがら火(庭燎祭)とうそ替え神事
2012-11-03


国立市では一橋大学の学園祭と共に天下市が開かれています。
国立駅から大学通りにかけてずらっと露天が並び、バーミアン付近には国立市にある店も出店しています。
狭い道に人がいっぱいいて、花見の頃以上の人出のようです。

駅から大学通りを40分ぐらい歩くと谷保天満宮に着きます。
今夜は18時からおかがら火が焚かれます。
天満宮のHPによると、「本社拝殿の前に高さ3メートルにも及ぶ2基のマキの山を積み、午後6時に一斉に点火します。 炎の高さを競い御神木の転倒を防ぎ合う、関東における奇祭の1つと言われています。おかがら火にあたると悪い病気にかからないと言い伝えられています。この行事は養和元年(1181年)11月3日に天神島から現在の地に谷保天満宮が遷座した際、その残木を神前で焚き上げたことから始められたと言われています」とのことです。

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炎が勢いよく昇り、消防士たちが側にある木に火が移らないようにと水をかけています。
用事があったので、六時半過ぎに境内に着いたのですが、炎は全く衰えていませんでした。
ただ火を見つめるだけに集まった人たちは思ったよりも少なかったです。
火を見つめていると、何やら不思議な気持ちになってきます。心が原始の頃に戻り、揺さぶられる感じです。
無料の団子汁がふるまわれていましたが、ちょうどなくなった後で、10分ぐらい待たないと食べられないということなので、残念ながらいただけませんでした。

同じ日にうそ替え神事も行われています。

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写真のようなかわいらしい「うそ鳥」を「他の参拝者と交換し合うことによって、その年心ならずも話したり行ったりしてしまったうそやいやなことを帳消しにし、うそとして吉にとり(鳥)替える、とされています」。

下の穴におみくじが入っています。

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