気が狂った証拠に、どこにもいない野獣のことを言うとガストンが言うので、ベルは鏡に野獣を写し、みんなに見せます。みんなは野獣の姿に驚き、怖がります。ベルは野獣は優しく、何もしないと言いますが、ガストンは野獣の肩を持つベルに腹を立て、野獣退治に行こうと言い出します。
さて、野獣はどうなるのでしょうか。
見所は酒場のカップ・ダンスとベルに夕食を出す時の「Be our guest」の場面です。特に「Be our guest」のシーンは宝塚かなんかのレビューを見ているように派手で、迫力があります。
他のシーンではベルは本の虫で周りから変っていると思われていることを思い、ビーストはビーストで野獣になった自分のことを思い、二人とも似たもの同士と、心が寄り添うところでは、ちょっとウルウルしてしまいました。
出演者ではビースト役の人の声が素敵ですが、人間に戻った時、私の好みの顔じゃなくてちょっとガッカリでした。(年齢が上・・・)
野獣から人間に戻るとき、どういう仕掛けになっているのかしら?
ベル役の女性(写真の人)は15年前の初演から演じているようで、若々しさが感じられませんでした。舞台女優にありがちのキンキン声が2幕目から私には耳障りでした。若手をベル役にした方がよかったのに。
ガストン役はもっと身体の大きい、ボディビルダー風の人の方が合っていると思いますが、あまりそんな人、いないか・・・。
お父さん役はどこか新喜劇かなんかで見た感じ。マッドサイエンティスト風にしたかったのでしょうね。
ガストンの片腕でコミカルなルフウは笑わせてくれました。でも見かけが志村けんだぁ。
召使達はどの人も役にぴったりでした。
海外のミュージカルを日本でやると、どうしても違和感を感じてしまいます。まあ、仕方ないですね。といつも文句言ってるわりには見ていますが(笑)。
夏休みなので子供が五月蝿いかと思ったのですが、私の周りはお父さんが五月蝿いぐらいでした。見ながら「すごいねぇ」とか娘さんに言わなくてもいいですよ。休憩時間か上演後にしましょうね。
12月には「マンマ・ミーア」が東京で上演されます。絶対に行きます。とっても楽しみ。一緒に歌おうかしら。
♪You can dance, you can jive, having the time of your life
Ooo.. see that girl, watch that scene, diggin' the Dancing Queen ♪
アレ、この歌、歌われていたわよね?
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