越智啓子 『人生のしくみ』
2007-05-24


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越智啓子センセイのことが気になったので、他の本も読んでみました。
この本には彼女のしている治療法がでています。
一応精神科医なのですが、普通の医師のやっていることをしているわけではありませんよ。
彼女がしているのは、カウンセリングを中心にアロマ(香)、クリスタル(水晶)、ハンドヒーリング(手当て療法)、ヴォイスヒーリングと「過去世療法」を組み合わせたものです。

彼女のところにいろいろな人が来ますが、例えばアルコール依存症なら、彼女はこう言うそうです。
「もっとお酒を味わいたいなら、感謝して飲んでみたら?」
禁煙出来ない人には、「無理にタバコをやめないで、もっと一本一本を愛して、感謝して吸ってみたら?満足度を高めたほうが、本数が減るかもしれないわ!」
なんと不思議なことに、止める人が多いそうです。
こういう依存症には理由があって、彼女には見えるのです、その人の過去世が・・・。
過去世でやり残してきたからこそ、こういう依存症になるのだそうです。
ですから止めないで、過去世が納得するまで、とことんやるように言うそうです。

なんか前の本だけ読むと、とんでもない医師のように思いましたが、今回は彼女の病院に行きたくなりました。
彼女にハグされて、ハートチャクラの裏側(背中)をなでてもらいたいな・・・。

誰にでも、インナーチャイルドはいます。
その「内なる子供」が癒されていなかったら、自分のことが嫌いで、すねていたり怒っていたり、泣き叫んでいたりするそうです。
自分の感情は抑えずに、向き合うことの大切さを、彼女も言っています。
彼女の進めるインナーチャイルドの癒し方は、「三歳くらいの子供をイメージして、自分の本当の感情を感じてみる」ことです。
ぬいぐるみを使うと、イメージしやすくなるそうです。
苦手な人がいたら、その人を三歳児としてイメージして愛を送ることもしてみると、人間関係の改善になるそうです。
好きなぬいぐるみを買ってきて、今度やってみますわ。

最後はやはり、「思い」パワーの話でした。
まず、「いい思い」を持つ。
「思い」の次は「イメージ」。
「イメージ」の次は「コラージュ」。
画用紙の真ん中に自分の写真を貼り、自分が欲しい物、行きたいところ、住みたいところ、やりたいこと、求めているイメージに近い写真などを切り抜いて貼り付けるのです。
これって楽しそうですね。
とにかく、「夢は実現する」、「すべてはうまくいっている!」など、魔法の言葉を潜在意識に刷り込むと、現実化するのです。

楽しい本でした。
[その他の本]

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