『浜辺に立つブルターニュの少女たち』(1889年)
真ん中の女の子の目が「反逆者の目」で、恨めしそうな顔をしているそうです。
そう言われるとそうですね。
ゴーギャンはパリがいづらくてブルターニュに行き、ついにタヒチまで流れていきます。
結局は「居心地の悪さって自分の中にあるもの」で、「世界のどこに行っても追いかけてくる」もの。そうですね。
「流されるほうが楽なのよ。違う、そうじゃない、私はこう思う、こうしたいって言うにはエネルギーがいる。疲れるのよ。ゴーギャンが不機嫌そうな顔をしているのは、分かるわ。あの人はいつもひりひりして、居心地がわるかったんだと思う。……でも、そっちの道を選んだの。いいじゃないの、面倒くさい奴で。無理していい人のふりをするくらいなら、少しくらい嫌われても、私は私の道を歩きたい」
私がゴーギャンが嫌いだったのは、ゴッホを袖にしたというだけではなく、不機嫌な顔をしているからだったのですね。
今頃気づきました、笑。
お話自体はよくある内容で、目新しさはありませんが、多鶴さんの作るお料理が美味しそうで、こういうお店があったら行きたいなと思いました。
まあ、多鶴さんと性格的に合うかどうかわかりませんがねww。
生きづらいと思っている方がいたら、この本を読んでみるといいかも。
読むのが面倒な方は(読んで欲しいですけど)、私が本から抜粋した言葉を読んで、少しでもこころに触れることがあったら嬉しいです。
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