「ニューヨーク 親切なロシア料理店」を観る
2022-06-24


マークは二人に気づくが、そのまま寝せておき、食事を用意してやる。
起きたクララにマークは「ウィンター・パレス」の屋上にある自分の部屋で暮らさないかと提案する。
他に行くところのないクララは世話になることにする。
しばらくするとジュードが病院にいることが父親にバレ、クララはアリスにお願いし、ジュードを父親に会わせないようにし、ジュードを秘かに「ウィンター・パレス」の部屋に連れてきてもらう。
アンソニーは、父親がパソコンの中に拷問の証拠になる写真を保存しているのを見ており、マークのパソコンを借りて、父親のパソコンに侵入しようとする。
写真の存在を知ったクララは離婚裁判をしようと決心し、マークに弁護士のジョン・ピーターを紹介してもらう。

離婚裁判の行方と心を通わせ始めたクララとマークの関係はどうなるのか。
そして孤独なアリスとジェフ、ジョンたちは…。

今のアメリカの状況を描いた作品です。
題名からこんな悲惨なお話だとは思いませんでした。
クララは夫が息子たちに暴力を振るっていることを知らずにいて、知ってしまうとこのままではいけないと思い、計画を立てずに衝動的に家を出たのですね。
夫が警察官というのが不利ですよね。
ニューヨークに行っても誰も助けてはくれず、自分から闘うのを決心しなければなりませんでした。
夫が父親に暴力を振るったので、裁判は上手く行きますが、そうでなかったら、どうなったことか。
結局他人の優しさだけではダメなんですね。自分でどうにかしなければ、何も変わんないのです。
最後はハッピーエンドでよかったです。
俳優さんたちが意外と私の好みだったので、最後まで観ていけました。
オーナー役の人(ビル・ナイ)、もっと活躍して欲しかったです。


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