篠田節子 『沈黙の画布』
2022-01-22



画集は智子が認めない作品は偽物だということを明記して販売されることになります。

男よりも女の方が怖いと前にも書いたことがありますが、この本を読んでいると尚更そう思ってしまいます。
執念とか執着心、怨念などは女の方が強いのでしょうか。
夫の偉業は認めてもらいたいけど、でも…。
読みながら私だけかもしれませんが「娘道成寺」を思い出しました。
お勧めの本です。


戻る
[日本ミステリ]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット