一見無関係そうなことがうまくひとつに終息していき、大家のフランクからアニーは「確かに、きみはとてつもなく恐いな。だがどうやら、その恐さにそそられてきたようだ」と言われて、一応事件はうまく解決します。イケメン二人(フランクと前回登場の泥棒さんももちろん出てきます)とアニーの関係がどうなるのかしら。
本格的ミステリーではないですし、元贋作師の事件簿というわりにたいして贋作についての薀蓄も書いてありません。
ミステリー色のついたユーモア小説という感じの本です。
アニーにどれだけ親近感を抱くかによって好き嫌いが分かれるでしょうね。
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